(シロイフトモモ)

<テーマ選択ポイント>
 SからMへ、そしてまたSへ。
 ひょっとしたらさらにMへと変ったかもしれない。 

<あらすじ>
 伯父の資産を相続するため、10年ぶりにアメリカの土を踏むサウル。
 彼にとっては最愛の女性であるアンナを陵辱した伯父を殺すという暗い少年時代を過ごした土地であった。
 10年の歳月をアンナへの想いに燃えて再会したサウルは、正当防衛に見せかけて彼女の夫を殺害する。
 心の渇きを充たすかのようにサディズムの世界に溺れる孤独な彼だが・・・。

<本> 
61qN2xV6-LL__SL500_SY373_BO1,204,203,200_白い太腿 (1983年) (富士見ロマン文庫)
(White Thighs)
著:アレグザンダー・トロッキ
訳:広瀬 順弘 
富士見書房 ASIN: 4829120800
(本作品に映画はありません)

<参考:アレグザンダー・トロッキは本名>
 ペンネームはフランシス・レンゲル
 1925年、グラスゴーでイタリア系のスコットランド人として生まれ、グラスゴー大学で哲学を専攻したのち、パリへ渡り、有名な文芸季刊誌「Merlin」を主宰すると同時に、オリンピア・プレス社の最初のベストセラーの一つとなった「Young Adam」などの小説を発表して話題をさらった作家として知られている。
 さらにその後アメリカに渡り、麻薬中毒患者を描いた異色小説「Cain's Book」を発表して、ノーマン・メイラー、ジョン・フィリップス、サミュエル・ベケット、ユージン・ユネスコら激賞された。
 その格調ある文章で描かれる「白い太腿」の世界は、まさにすさまじいまでのSMの世界である。
 まちがいなくこれは、一般にいわれているように、サディズムとマゾヒズムのメカニズムと形態を飽くことなく追求した作品だ。(訳者あとがきより)
   
<本ブログ主宰川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 第 5章(主人公サウルとアンナの出会いシーン)
 第11章(サウルと新妻ビビアンが結ばれるシーン)

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参考:富士見ロマン文庫
   映画感想「猟人日記」