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サド侯爵

SM映画・本【NO.141「サド侯爵―新たなる肖像」】

(サドコウシャクアラタナルショウゾウ)

<テーマ選択ポイント>
 SMの世界ではサドについては様々に語られる。
しかし、サドの父親や、サドの妻等背景にある人物とはどういう関係だったのだろうか。 

<あらすじ>
 近年のめざましい研究成果をふまえ、豊かな感性のもと、多数の引用と図版をまじえて、新たなサド侯爵の相貌を描く、フランスの女性文化史研究家・作家の手になる、魅力の話題書。
 【目次】
  ・父の愛
  ・旅人―壮麗なるローマ
  ・書簡文作家―失敗に終わる刑罰
  ・風俗の描写―警察当局者の記録
  ・横暴な欲情
  ・オルギアのサロン―『ソドム百二十日あるいは放蕩学校』
  ・虐待の章―『ジュスチーヌあるいは美徳の不幸』
  ・レズビアン―『ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え』
  ・フランス革命のあいだ
  ・サドと諷刺パンフレット―『閏房哲学』から『イザベル・ド・バヴィエール秘史』まで
  ・とても巧みに―演劇への情熱

<本> 

著:シャンタル・トマ  訳:田中雅志
出版社: 三交社
(本作品に映画はありません)

<参考:著者シャンタル・トマ(Chantal Thomas)>
 フランスの女性作家、18世紀フランス文化史の研究者。
 1945年リヨン生まれ。1986年からフランス国立科学研究センター(CNRS)研究員。
 サドをはじめ、カサノヴァ、マリー=アントワネットなどについて多数のエッセー、小説、研究書あり。
 2002年マリー=アントワネットを題材にした小説『Les adieux `a la reine』で同年のフェミナ賞を受賞

<参考:サド>
 NO.30「発禁本-SADE」NO.23「悪徳の栄え」参照

<本ブログ主宰 川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 ・書簡文作家―失敗に終わる刑罰(サド夫人との手紙) ・横暴な欲情
 挿絵 P7 アルメリ・ロベル=ロッシュの素描、ポール・ヴェルレーヌ「女」 挿絵 P107 「新ジュスチーヌ」1797年版

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参考サド侯爵夫人~世田谷パブリックシアター~
   サド侯爵夫人
   サド公爵
   羽田圭介「トーキョーの調教」
   サド  10月28日

SM映画・本【NO.30「発禁本-SADE」】 

(ハッキンボン-サド)

<テーマ選択ポイント>
 処女喪失前の若い娘が、(禁じられた)本を読むことによって性的欲望を次第に解放していくというのは、むしろ今日ではごく当たり前のことかもしれない。

<あらすじ>
 フランス革命の最中、50歳のマルキ・ド・サドは牢獄に閉じ込められていた。  
 その人生の大半を牢獄の中で暮らしてきたサドは、愛人であるサンシーブルの援助もあって、彼はサン・ラザールの刑務所から元修道院で貴族のための刑務所ピクピュスに移送される。
 そこで彼は16歳の純真無垢な伯爵令嬢エミリーと出会う。
 貴族の娘である彼女は革命の魔の手が自分にも迫っていると感じ、未だ経験のない彼女の性に対する好奇心は日に日に強まっていた。
 そんなある日、彼女はサドによって書かれた禁断の発禁本を手にするのだった・・・

<映画>
(原題 SADE)
製作:2000年 フランス
監督:ブノワ・ジャコ(Benoit Jacquot)
出演:ダニエル・オートゥイユ(Daniel Auteuil) =マルキ・ド・サド
   イジルド・ル・べスコ Isild Le Besco =エミリー
   マリアンヌ・ドニクール(Marianne Denicourt) =サンシーブル

<原作>
「La Terreur dans le boudair」(寝室の恐怖)
1994年 著:セルジュ・ブラムリー(Serge Bramly)  フランス グラッセ社出版
(本作品の邦訳はありません)

<参考:サドとフランス革命>
 サド侯爵はフランス革命(1789年、映画は革命から5年後の1794年のロベスピエールによる「恐怖政治」体制。サドは「ピクピュス」=僧院をつくり直した貴族のための監獄に収容されていた)の時代に生きた人物だが、ナポレオンからも、ロベスピエールからもその他すべての権力者から迫害された。
 それは彼が「放蕩三昧の無神論者」であり、「不道徳の極み」で「社会に無用な存在」と見なされたからと言われている。
 サドは一生涯の3分の1を監獄で過ごしたが、その獄中でも精力的な執筆活動を続け、あらゆる手段を使って社会に発信し続けた。 しかし、一大ベストセラーとなったサドの『ジュスティーヌ』は、社会に害悪をもたらす作品として『発禁本』とされたうえ、今やサドはロベスピエールから処刑者リストにあげられる状況となっていたが、革命の変動により処刑からまぬがれた。

<本ブログ主宰 川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 まるで前戯のように目の前でサドを鞭打った小作人と、伯爵令嬢がその場で処女喪失の交わりをもつシーンがクライマックスだが、サドのセリフの「結婚しなさい。でも子供は産まないように。身体の線が崩れるから。子供は敵になる」という彼女との別れの言葉も印象的だ。



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参考:6月21日 サド文学について 36~38冊目
   S(サド)の語源
   芸術と少年愛
   サド侯爵夫人~世田谷パブリックシアター~
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