MドリームのBlog

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ジャン・ド・ベルグ

NO.22「EROTICA」

(エロティカ)

<テーマ選択ポイント>
 「O嬢の物語」は知っているが、その作者の「ポーリーヌ・レアージュ」がどういう人だったのか知らないという方が多いのではないだろうか。
 現在では既に故人となってしまったが、本作品の撮影当時は90歳だった。

<あらすじ>
 10人の女性アーティストが自らの性について語り、「女性が感じるポルノ」を追求したドキュメンタリー。
 謎の作家と呼ばれ、1998年に亡くなった「O嬢の物語」の作者ポーリーヌ・レアージュが小説の創作秘話を作り、作家アラン・ロブ・グリエの妻ジャンヌ・ド・ベルグが、SM嗜好である自身のセクシュアリティを語り、元ポルノ女優アニー・スプリンクルは、自らのポルノ女優史をパロディーにしてステージで披露する。
 10人の女性にスポットをあて、内なる性的願望や心の奥底にある秘密をカメラの前で赤裸々に告白。
 製作、監督、編集、など全て女性のスタッフで撮られたこの作品は、女性が自らのセクシュリティを積極的に受け入れ、アピールする様を描き出している。

<映画>
エロティカ [DVD](エロティカ、EROTICA A Journey into Female Sexuality)
製作:1999年 カナダ
監督:マヤ・ガルス(Maya Gallus)
出演:ポーリーヌ・レアージュ(Pauline Reage)・・・作家注.『O嬢の物語』   ベッティナ・ランス(Bettina Rheims)・・・写真家
  アニー・スプリンクル(Annie Sprinkle)・・・女優・映画製作者
  ジャン・ド・ベルグ (Jean De Berg)・・・SM女王様・アラン・ログ・グリエの妻
  キャンディダ・ロイヤル(Candida Royale)・・・ 女優・女性向けポルノ制作会社『femme』代表
  アリーナ・レイエス(Alina Reyes)・・・作家『肉屋』他
(本作品に原作本はありません)

<参考:マヤ・ガルス監督とエロティカ>
 三年にわたって二百人もの女性を調査した中からこの十人を選び出したガルス監督は、「私が興味があったのは最先端の女性たち。
 性を探求するアーティストはもちろん最先端で、彼女たちが引き起こしたものが、例えばマドンナのようなポップカルチャーや音楽ビデオ、広告といった主流派に影響を与えている」と言う。
 最先端の人たちだけあって、取材や撮影では驚かされることの連続だった。
 たとえばド・ベルグは最初、SMの女王の話しかしないと言っていたが、いざカメラを据えて撮影を始めるとロブ=グリエ夫人であることをぺらぺらとしゃべりだし、ガルス監督をあぜんとさせた。
 撮影時は九十歳を超えていたフランス人作家のレアージュが、クリアに英語で受け答えしたことも驚異的だったという。
 「彼女たちにとって性的なものと芸術性は強く結び付いている。スプリンクルのように性的なものを追求した結果、アーティストになった人もいれば、レアージュらは芸術を通してエロチシズムを探求した。
 でも共通するのは、性的エネルギーを生活で浪費するのではなく、作品で表現しているということ。エロチシズムの興奮の中で彼女たちが見つめる観点は、主流の芸術が探求しているものよりずっとおもしろいと思います」

<本ブログ主宰 川口青樹(カワグチセイジュ)のお気に入り>
 やはりポーリーヌ・レアージュと「イマージュ」の著者ジャン・ド・ベルグに惹かれてしまうのです。

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参考:『O嬢の物語』~『イマージュ』他、覚書

NO.7「イマージュ」

<選択ポイント>
 性奴隷としてどこまでご主人様に従うことができるのか。
 そしてそのご主人様の命令であれば他人へも奉仕できるのか。
 この命題をM奴隷としてあげられる方は多いのではないでしょうか。
 この作品では一つの可能性を示唆していると思います。          

<原作「イマージュ」( L'image)>
 1956年にフランスはパリの名高い『深夜叢書』から刊行されただちに発禁処分になった小説。
 売れっ子作家と久しぶりに出会った妖艶な美女。
 そして彼女の言いなりになる可愛い娘。
 娘は作家と美女の言うがままにMとして従っていくが、実は美女が自分も娘のようなMになりたいという願望があった。      

<映画>
イマージュ〈ヘア無修正版〉 [DVD]
制作:1975年 フランス
 監督:ラドリー・メッガー(Radley Metzger)
 主演:マリー・メンダム(Mary Mendum Anne役)

<本>
イマージュ (角川文庫)
 著:ジャン・ド・ベルグ(Jean De Berg)
 訳: 行方 未知  角川出文庫

<参考>
 著者ジャン・ド・ベルグ(Jean De Berg
 この作家も謎に包まれていた。
 男性なのか女性なのかさえもわからなかったが、後にパリ在住のSMの女王で、著名な作家アラン・ロブ・グリエ(Alain Robbe-Grillet)の妻であることがわかった。(映画エロティカ [DVD]の中でジャン・ド・ベルグ(Jean De Berg)が登場している)

  
<川口青樹樹(かわぐち せいじゅ)のお気に入り>
 原作では、小説家の男を間に入れてアンヌを調教していたはずのクレールが、実は奴隷として小説家に調教されたかったというエンド。
 映画では、アンヌ(マリー・メンダム)の浴槽で立ったまま行う男の前での放尿シーン。

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参考:http://blogs.yahoo.co.jp/wdgcj602/30884656.html"">イマージュ ジャン・ド・ベルグ 
   映画「イマージュ」
   1976年のマリー・メンダム
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