(シンジュスティーヌ)

<テーマ選択ポイント>
 ジュスティーヌこそ、最初のM女ではなかったか

<あらすじ>
 身も心も美徳に捧げ、美徳のために生きようとしたがために、悲惨な出来事に次次と遭遇し、不幸な結末をむかえる美少女ジュスティーヌ。
 悪徳に生きた姉ジュリエットの物語と対をなすこのジュスティーヌの物語には、三つの異本が存在するが、本書はその最後の稿にあたり、決定版ともいえるものである。
 より客観的な手法で、人間の根源的残酷さを描き尽し、思想の深まりを示すサド後期の傑作

<本>

 著:マルキ・ド・サド著
 訳:澁澤 龍彦
 出版 : 河出書房新社

<映画>
(Marquis De Sade's Justine)
製作年 : 1968年
製作国 : 西ドイツ イタリア
配給 : 日本ヘラルド映画
監督:Jess Franco ジェス・フランコ
原作:Marquis De Sade マルキ・ド・サド
出演:Romina Power ロミナ・パワー (Justine)
    Jack Palance ジャック・パランス (Antonin)
    Klaus Kinski クラウス・キンスキー (Marquise de Sade)
    Sylva Koscina シルヴァ・コシナ (Marquise de Bressac)
    Horst Frank ホルスト・フランク (De Bressac)
解説:禁断の作家マルキ・ド・サドの原作『ジュスティーヌ、または美徳の不幸』の映画化。
 ジュスティーヌには「イタリア式 愛のテクニック」で初登場のロミナ・パワー、サディズム教の教主には「ゲバラ!」のジャック・パランス、サドには「群盗荒野を裂く」のクラウス・キンスキーが、扮している。
 共演は「ボディガード」のシルヴァ・コシナ、「キャサリン大帝」のエイキム・タミロフ、ローズマリー・デクスター、マーセデス・マッケンブリッジ、マリア・ローム等。
 監督は西独のジェス・フランコ。
 脚色はピーター・ウェルベック、撮影はマヌエル・メリノ、音楽はブルーノ・ニコライが担当。
 製作はハリー・アラン・タワーズ

<参考:「マルキ・ド・サド」>
 人生の半分が監禁生活
 本名はドナシャン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド(Donatien Alphonse Francois
de Sade フランス侯爵)
・1740年、プロバンス地方の貴族の子としてパリに生まれる。
・1763年、司法官の娘と結婚後、精神異常の徴候が出始め、男色などの罪で入獄。
 40年近くを監禁されて過ごし、獄中で多くの作品を書き上げる。大革命時にはバスティーユ監獄に収監されており、民衆蜂起のどさくさによって解放された。
・1803年、シャラントン精神病院に監禁され、1814年に死去。
 代表作に「閨房哲学」、「ソドムの120日」、「美徳の不幸」、「悪徳の栄え」等。
 日本では澁澤龍彦によって翻訳・紹介。
 但し訳書は猥褻文書であるとされ「サド裁判」が起こった。

<本ブログ主宰 川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
「城中の饗宴のこと」
「新趣向の遊蕩のこと」

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参考マルキ・ド・サド『新ジュスティーヌ』
   澁澤龍彦の本でサド侯爵を知った
   映画 『クイルズ』 ~サド侯爵の執念~ [
   サド『新ジュスティーヌ』 2006.4.27
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