MドリームのBlog

SM願望の方のための情報ブログ:SMの話題、イベント、プレイ、パートナー、グッズ、小説、ゲームお便り等をご紹介

団鬼六

SM映画・本【NO.156「怪老の鱗」】

(かいろうのうろこ)

<テーマ選択ポイント>
 さすがSM界の大物、団鬼六先生、並大抵な人間関係ではない。

<あらすじ>
 団鬼六が出会った奇人、変人、倒錯人間。最新エッセイ集。
(もくじ)
 ・親父、私がこの世で知った奇人第一号
 ・タコ八郎、奇怪なコメディアンとの因縁
 ・真剣師・小池重明の荒唐、異端な人生
 ・「社長の眼前でセックス」の入社試験に合格した強者
 ・「鬼プロ」倒産!わずか三年の命
 ・「痴漢相手の女性」と結婚した男
 ・露出症者、覗き見症者の集いの場『変態の館』
 ・新人類編集者と戦う挿絵画家
 ・衰退する花柳界の老芸妓のプライド
 ・他人にお節介な大阪人、無関心で冷淡な東京人
 ・暴力団と親しくなるのを恐れる作家
 ・足を洗うために拳銃を売りに来たやくざ
 ・前張りを濡らした真性マゾヒスト女性
 ・性的に孤独なマゾヒスト「フン族」
 ・女尿を飲む快楽「御神水の会」
 ・長く美麗な女の黒髪を収集する「黒髪マニア」
 ・無残美の極致、生首に魅せられた男
 ・原始的格闘本能を呼び覚ますボクシング
 ・棋士、力士、ボクサー、それぞれの後援の妙 
 ・恥じらいもなく名器について質問する美人記者
 ・目黒の幽霊屋敷に一人住む孤独な作家
 ・いきなり取材に来た谷ナオミファンの幽霊記者
 ・ふんどしにエロスを感じる夫、愛用する妻
 ・夢の中の勃起を喜ぶ怪老・・・それは私
 ・女性化した自分に恋する「女装趣味者」
 ・夫婦の営みを他人に見せたがる露出症の人妻
 ・失われた悲壮美の世界を求める「切腹友の会」
 ・ロンドンで迷子になった「アルコール性健忘症」の二人
 ・妻の元"亭主”に気を許す嫉妬感情喪失男
 ・純情古風、男に尽くす女心を持ったオカマ
 ・女性器の呼称が実名のスペイン語講師
 ・「宇宙時代の大人の玩具」開発に燃える男
 ・大学生の私に尽くしてくれた新宿の娼婦
 ・自分の妻と浮気する部下に状況報告させる社長
 ・「銀座美人妻・バラバラ殺人事件」と私の接点
 ・今は昔、風格あるSMクラブの幻の女王様
 ・正座ができず胡坐で三味線を弾く息子
 ・強請屋に、不倫した女房への脅迫を頼んだ歯医者
 ・いい年こいて私が口説いた「養老酒場」のママ
 ・破綻の一面をあわせ持つ天才女優
 ・ハゲ、かつら、男性に見る悲喜こもごも
 ・病み上がりの私を怒らせた「イモタコ事件」
 ・ホステスの質が落ちた銀座クラブの現在の効用
 ・結婚後も不倫・情事を繰り返す淫奔な女教師
 ・隅田川の屋形船で開かれていたマゾ女性の品評会
 ・女流ポルノ作家の”必須条件”とは?
 ・夜になるとマゾ女に変貌する高慢な女弁護士
 ・単身渡った”禁煙大国”アメリカでの苦悶

<本> 

著: 団鬼六 出版社: 光文社
(本作品に映画はありません)

【パートナー探しに!】


<参考:団鬼六(だん おにろく)>
 団 鬼六(だん おにろく、1931年4月16日- 2011年(平成23年)5月6日 (戸籍上は9月1日) - )は滋賀県彦根市生まれの小説家・官能小説家・脚本家・演出家・エッセイスト。
 本名は、黒岩幸彦。初期のペンネームに花巻京太郎。
 なお、本人の弁によると筆名の読みは“おにろく”でも“きろく”でもどちらでも構わないとのこと。
(オール讀物新人杯に『親子丼』で入選)
 関西学院中学部・関西学院高等部を経て、関西学院大学法学部卒業。高島忠夫と同期であった。
 1957年、文藝春秋のオール讀物新人杯に『親子丼』で入選し、執筆活動に入る。
 自身の先物相場や株取引の経験を元に経済小説・相場小説を執筆し、このうち『大穴』は1960年に松竹で杉浦直樹主演で映画化されている。
 しかし、1961年頃に変名で『綺譚クラブ』に投稿した『花と蛇』が評判となり、官能小説の第一人者となる。
(「鬼プロ」)
 ピンク映画の脚本の執筆を依頼されたのをきっかけに自身でプロダクション「鬼プロ」を立ち上げ、ピンク映画を製作するとともに篠山紀信と共にSM写真集の出版等も手がけた。
 とくに映画においては女優の谷ナオミと親交が深く、デビュー前から彼女を見出していた。
 また、元ボクサーで芸人のたこ八郎がアシスタントを務めていた時期もあった。
 官能小説家との親交も深く、同じくSM小説の大家である千草忠夫は『花と蛇』のファンであり、当時住んでいた神奈川県三崎を訪問している。
(1989年断筆宣言をするも)
 1989年断筆宣言をするも、1995年に『真剣師・小池重明』で作家として復活。
 以後現在もエンターテイメント作品の発表を続けている。慢性腎不全で闘病中でもある。
 将棋はアマ六段の腕前。
 1989年に雑誌将棋ジャーナルの発行を引き継ぐものの赤字が止まらず、1994年同誌が廃刊となる。
 作家として復活したのは雑誌の発行により抱えた借金を返済することが原因であった。
 ジャズシンガーで女優の黒岩三代子は実妹。
 執筆するSM小説のイメージから「ハードポルノ作家」と呼ばれることが少なくないが、本人は一貫して「自分はソフトです。ハードじゃない」と主張している。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

<本ブログ主宰 川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 本を読みながら電車の中で笑ったのは久しぶり。 

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参考バルテュス見てきた
   団鬼六さんって、幸せな人だった!
   不貞の季節 団鬼六 文春文庫
   〔07 読後の独語〕【快楽なくして何が人生】団 鬼六 幻冬舎文庫
   小池一夫×叶精作×団鬼六 いよいよ開始!

SM映画・本【NO.118「奴隷船」】

(ドレイセン)

<テーマ選択ポイント>
 船の上でのSMマニアの会・・・あこがれです。  

<あらすじ>
 団鬼六の同名短編を元に描いた、愛染恭子の引退記念作。東京湾に浮かべた‘奴隷船’でSMマニアの会を催しているSM小説家・鬼又貫と、彼とかつて愛人関係にあった伊豆の温泉旅館の美人女将・菊江を軸に、歪んだ愛欲のドラマが繰り広げられる・・・

<映画> 
「奴隷船」「奴隷船」

<本>

『奴隷船』―女奴隷を乗せた屋形船が隅田川の水面に揺れる…。異常性愛者物語。『浜田山快楽園』―古希まじか「怪老の会」の面々、いまだ性欲衰えずの哀歌。『卑怯侍』―仇を討つ者、討たれる者が繰り広げる凌辱と悦楽地獄の短編。『夕暮れ侍』―師匠の妻と姦通する佐之助。江戸擾乱の最中に燃え上がる淫愛小説。『下郎の花道 みれん侍』―仇討ちに向かう姉弟三人に襲い掛かる悦虐の数々。
出版社: 団鬼六事務所

<参考:愛染恭子>
 愛染 恭子(あいぞめ きょうこ、1958年2月9日 - )は、日本のポルノ監督、元ポルノ女優、元AV女優。旧芸名、青山 涼子(あおやま りょうこ)。千葉県野田市出身。
 父方の祖母がカナダ人というクオーターである。幼少の頃は髪が金髪であったと、本人が『週刊文春』のインタビューで答えている。
 東京都立忍岡高等学校卒業後にスカウトされ、ヌードモデルとして活動していたが、青山涼子の芸名で1975年にピンク映画『痴漢地下鉄』でデビュー(一部の資料では、青山京子、青山淳子となっているが、いずれも誤り)。その後、20本ほどのピンク映画に出演する。
 1981年、『白日夢』の主演に抜擢されたことを契機に、愛染恭子と改名。その後はストリップ劇場でも活動。
 1983年1月、大阪府・十三のストリップ劇場に出演中に公然わいせつ罪で現行犯逮捕され、罰金5万円の命令を受けた。同年7月には横浜でも同罪で逮捕、起訴猶予となっている。
 1984年、アダルトビデオ作品『ザ・サバイバル』の処女喪失シーン撮影のために、処女膜再生手術を受けて話題になった。
 1994年7月にストリップ界から引退、以降はアダルトビデオを中心に活動。
 2007年4月24日、中学3年生の姪を殴るなどして負傷させたとして傷害の疑いで逮捕され、松戸簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受け、即日納付後に釈放された。
 2010年3月公開の団鬼六原作の映画『奴隷船』をもってヌード出演からは引退する、と公表した。「脱ぎ」無しでの女優業や映画製作に専念するといい、団からは「これが脱ぎおさめになるとは残念」というメッセージが寄せられたなお、実際のヌード引退は2010年3月7日に行われた埼玉県のストリップ劇場「わらびミニ劇場」での公演となり、3月5日 - 7日の3日間に12回のストリップステージを務めた。
 アダルトグッズなどを販売する会社でデザイナーを務めたこともあったが、現在は、監督・女優業のほか、twitterでフォローワーの恋の悩みや相談にも乗っている。(フリー百科事典ウィキペディアより)

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 避けているはずのSM調教を実は求めている人妻。

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参考SM小説家 団鬼六
   愛染恭子さん「奴隷船」団鬼六さん
   【動画】 団鬼六 奴隷船
   奴隷船
   団鬼六原作 奴隷船

SM映画・本【NO.49「団鬼六監修 SM大全集」】

<テーマ選択ポイント>
 映画の中で現されるSMは必ずしも現実的ではないかもしれない。
 だが、様々に演じられる姿態は、自分の願望イメージを具体化する時の手掛かりにはなるだろう。
 このオムニバス映画の中に貴方の理想とするSM願望イメージがないだろうか。(この映画は隠れた多くのファンをもち、安定した興行成績を誇るSM映画の名場面を集めたもので、緊縛、ムチ打ち、剃毛、浣腸などあらゆる責めを体当りで演じた女優たちが登場する。「生贄夫人」「団鬼六 OL縄地獄」「団鬼六 蒼い女」「奴隷妻」等の作品を「ロリコンハウス おしめりジュンコ」の加藤文彦が構成している)

<あらすじ>
 縄と肌が妖しく溶け合う倒錯エロスの集大成!!
 咲かせよ!秘虐の華。
 SMの女王・谷ナオミ。
 檻の中の令嬢・東てる美、恥辱の肉獣・麻吹淳子、そして淫縄の貴婦人・志麻いづみ。
 この映画は、その妖艶な柔肌と狂おしい喘ぎ声によって、映画館の暗闇の中、男達の分身をはち切れんばかりに固く脈打たせた"天使"達のアンソロジーである。
 緊縛、鞭打ち、剃毛、ロウソク、浣腸…。次から次へと繰り出されるSMの奥義。その前に崩れ落ち、嫌悪から苦痛、やがては恍惚へと変貌していく彼女らの姿は、まさに息を飲む迫力。
 縄目に歪む柔肌に掛かる黒髪、可憐な容姿をいじめる排泄行為、性具に激しく揺れる腰…。

<映画>
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「団鬼六監修 SM大全集」
製作:1984年 にっかつロマンポルノ
監督:加藤文彦
原作者:団鬼六(ダン オニロク)
出演者と収録作品:
谷ナオミ(タニナオミ)-「生贄夫人」「奴隷妻」「花と蛇」「黒薔薇夫人」「夕顔夫人」「新妻地獄」「団鬼六 幻想夫人絵図」「貴婦人縛り壷」「熟れた壷」
東てる美(アズマ テルミ)-「生贄夫人」「新妻地獄」
麻吹淳子(マブキ ジュンコ)-「団鬼六 OL縄奴隷」「団鬼六 女教師縄地獄」「団鬼六 縄炎夫人」
志麻いづみ(シマ イヅミ)-「団鬼六 蒼い女」「団鬼六 縄炎夫人」

<参考:映画の中で主に流れている作品>
生贄夫人(イケニエフジン)
出演:谷ナオミ、東てる美
あらすじ:華道の師匠をしている清楚な和服美女のもとに、3年前に失踪したまま行方不明になっていた夫が現れる。彼は元妻を山奥の廃屋に監禁し、ロープで身体の自由を奪って執拗に責めはじめる。幾度か逃亡をはかりながら、その度に廃屋に連れ戻される妻。心中自殺未遂のカップルも巻き込み、やがて彼女はこの関係の中に自らの安らぎと生きる意味を見いだしていく。
奴隷妻(ドレイヅマ) 
出演:谷ナオミ、水城ゆう、横田マリ子
あらすじ:木漏れ陽の屋敷…。苦痛と恥辱の果て、人妻は陶酔の渕にぬめり行く…。昭和25年。戦後、没落してしまった元上流階級の人妻・玲子(谷)は、夫の事業用運転資金を、かつての運転手で今は高利貸しになった吾平(高橋)に借りるまでになっていた。玲子の母は、母屋を進駐軍の兵隊に貸し、自分達は、離れに住むほど生活に窮していたのだ。夫の妹・ルリ子(水城)は、上流家庭育ちの姉に、なにかと反発。ついには、"玲子は一人ぼっち"、"アメリカ兵を愛している"などといったことを、片言の英語で告げ、アメリカ兵に玲子を襲わせる。屈辱に、波際で死まで考えていた玲子に声を掛けてきたのが吾平。言葉巧みに、彼女を家に連れこんだ吾平は、その立場の逆転を噛み締めながら、緊縛、眼前放尿、さらには剥製の烏の嘴、足などを使って、心いくまで弄ぶのだった…。シンプルながら刺激的なポーズが満載のSM入門者編…と思いきや、アッと驚くスゴ技が登場!裸身の上でのナイフとフォークを使ってのステーキ・ディナー!?その描写の激しさには、思わず目を背けてしまう!!
団鬼六 OL縄奴隷(ダンオニロク オーエルナワドレイ)
出演:麻吹淳子、小川亜佐美、山地美貴、内田博子、山口範子、右屋千春、梓ようこ
あらすじ:秘境をなぞる官能の指戯に、女の喜悦が純白の柔肌をつたう。私は堕ちる奴隷花…。銀行員の君代(麻吹)は上司の岡崎と不倫の関係を続けていた。その君代を密かに慕い、シミの付いたパンティを盗んでいたクリーニング屋の幹夫は、警察に訴えられたのを逆恨み。SM癖のある友人と共に彼女を誘拐緊縛を手始めに、柔肌への洗濯バサミ責め、催淫クリームの刷り込み、さらにはその恥態を鏡に映してのカメラ撮りと、君代を性の奴隷に調教。すっかり雌豚と化した彼女は、別れ話を切り出した岡崎への復讐のため妻・菊子(小川)をおびき出すのだった…。
なにか欲しい、お願い楽にさせて」とたまらず洩らす熟れた体の麻吹淳子。その彼女に「恥かしい所を舐めて」と足を開いてしまう従妹役の山地美貴。かわいい顔からこぼれる卑猥な言葉を聞いているだけで、胸が早鐘を打つこと間違いなしだ。
団鬼六 蒼い女(ダンオニロク アオイオンナ)
出演:志麻いづみ、江崎和代、山地美貴、藤サトミ、橘田良江
あらすじ:凄艶なる拷問に芯が疼いて…。純白の乳房に食い込むサディスティックな荒縄!!ベッドに縛られたまま、これから始まる性の狂宴に震えおののく沙織(志麻)。彼女は不覚にも不倫現場を写真に撮られ、今、SMショーの餌食としてSEXカウンセラーの久美子(江崎)ら、淫獣達の前に、その美しい裸体をさらけ出していたのだ。まずは、黒々としたあの部分が、生まれたままの姿に。Gスポットへの刺激により、絶頂に達した彼女は、看護婦のミチ(山地)が恥辱を受ける度に歓びを感じる姿を見る内に、自分もいたぶられたいという衝動に駆られてきた。
その気持ちを見抜いたかのように久美子の手には鞭が…。淫らな陰謀にハマって肉体をオモチャにされる若妻を描く会心の鬼六SM!

<本ブログ主宰川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 ・若い娘が映写機を回しながら次第にSMの世界へ惹き込まれ自分の身体にフィルムがからみついていく姿
 ・谷ナオミの裸身の上でステーキが切り刻まれるシーン
 ・東てる美の四つん這い縛り排泄シーン
 ・麻吹淳子の職場で内蔵されたリモコンバイブに悶えるシーン
 ・志麻いづみのレズSM責めにあうシーン

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参考:監修・団鬼六 SM大全集 有名女優もだえるアンソロジー!
   谷ナオミ SMの女王
   団鬼六 SM大全集
   SMクイーンと団鬼六の世界
   東てる美、昔のお父さん達のオナペット

SM映画・本【NO.39 「生贄夫人」】 

(イケニエフジン)

<テーマ選択ポイント>
 誘拐され、人里離れた場所へ縛られたまま監禁という最悪の条件だが、ハードな調教と優しさにあふれた扱いの繰り返しにとうとうM性を開花させてしまう。
(せいじゅもM願望の方のご本人からの依頼により、別荘を利用して5日間程終日調教生活を体験したことがあるが、思わずこの映画を思い出していた)

<あらすじ>
  華道の師匠をしている清楚な和服美女のもとに、3年前に失踪したまま行方不明になっていた夫が現れる。
  彼は元妻を山奥の廃屋に監禁し、ロープで身体の自由を奪って執拗に責めはじめる。
  幾度か逃亡をはかりながら、その度に廃屋に連れ戻される妻。
  やがて彼女はこの関係の中に、自らの安らぎと生きる意味を見いだして行く。

<映画>
生贄夫人 
製作:1974年 日活
監督 :小沼勝
出演:谷ナオミ、東てる美

<本>
61L44XG1-8L__SL500_.jpg生贄夫人・縛る」 (1981年) (サラ・ブックス)
著:団鬼六 

<参考:谷(タニ)ナオミ>
 1948年福岡県生まれ 18歳で上京し、1967年ピンク映画「スペシャル」でデビューし以降約200本のピンク映画に出演。
 1974年日活ロマンポルノ「花と蛇」に出演以後SMの女王と呼ばれる。
 1979年作品「縄と肌」を最後に引退した。
 彼女は現在熊本市花畑町でスナック「大谷」(096-325-5819・8422)を、福岡県春日市でビデオショップ「Yoursナオミ」(小倉6-11 092-581-2800)を経営しているが 、スナックの方には地元の名士も参集し人生相談にものるほどとかで、「熊本市谷ナオミ様」と書くだけで郵便物も届くほどの有名人らしい。

<参考:「谷ナオミさんの真実 SMの女王 谷ナオミ」>
「自分が分からないまま演じていると、お客さんにも絶対分かってもらえないと思っているので完璧に台本を理解すべく努力しました。クランクイン前には監督やスタッフと徹底的にディスカッションするんです。「何の為にこうするのか?」とか「これを生かす為に何をするのか?」とか、とことんやります。そのかわり、一旦納得をすれば、それ以降自分の女優としての全ての経歴を通じて、一言も文句を言いませんでした。普通の女優さんは、現場で「寒くて出来ない」「逆さ吊りは危ない」って文句を言ってやらないが、私は撮影に入るとスムーズに行くでしょ。 
 「出来ません」と言った事は、ただ一度だけです。 "花と蛇"中の縛りのシーンで、ロープで目も縛ろうって事になったんです。 全ての感情と言うのは目で 訴えるものでしょう?口なら大丈夫、でも目を塞がれると、表情が出せない。結局そのシーンは使われてしまいましたけど。
 ともあれ、そんなことを経ていくうちに、スタッフも「これが本当のプロだ」と思ったようで、一人、二人と寄って来て、理解、協力してくれるようになりましたね。 例えば、私は奥目で、キャッチ(目が画面上で美しく光るようにする技術)が入らないんですよ。キャッチがうまく入らないと作品も生きない、そうしたら照明さんが私だけのために研究して、非常に難しい技術であっても装置を工夫して作ってくれたり、皆が応援してくれるようになって、それであんなに素晴らしい作品が沢山出来たんです」(1998年 九州にてインタビューより)
 にっかつロマンポルノには「ロマンポルノの闘士」とかマスコミにもてはやされた田中真理や白川和子とか数多くの名花が登場したが、まさに頂点に君臨し一時代を築いたと言ってもいいだろう「SMの女王谷ナオミ」。谷ナオミの後幾人かの女性がSM作品に出演したが、彼女を越える逸材は出現しなかったと言われる。

<参考本:「永遠のSM女優 谷ナオミ」>

著:鈴木義昭 /みうらじゅん コアマガジン ISBN:4877346775
元祖『花と蛇』・妖艶に咲き誇る谷ナオミSM映画グラフティ。秘蔵写真収録。
【目次】第1章 作品解説(鈴木義昭)(監督・神代辰巳の映画世界/独立プロ映画時代の谷ナオミ)/第2章 思い出の谷ナオミ(座談会・あの頃を振り返って(団鬼六・明智伝鬼・みうらじゅん・谷ナオミ)/思い出のアルバムから―谷ナオミ・プライベート写真/映画ポスター展/懐かしの官能雑誌―SM名場面発掘)/第3章 谷ナオミは、ボクのマリリン・モンローだった(みうらじゅん)(谷ナオミ巡礼 熊本の旅/「深い谷の会」に寄せて)

<本ブログ主宰川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 ・妻役の谷ナオミの花嫁衣装のまま吊り下げられたシーン
 ・心中自殺未遂の若い娘(東てる美)の浣腸シーン

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参考:ロマポル④谷ナオミ登壇 『生贄夫人』 [生きつづけるロマンポルノ]
   谷ナオミ SMの女王
   美しい女性の緊縛美 (6) / 初代SM女王「谷ナオミ」とスナック「大谷」のこと
   女王谷ナオミと共演する東てる美の傑作ロマンポルノSM「生贄夫人」
   日活ロマンポルノ 生贄夫人 あらすじ

NO.17「不貞の季節」

(ふていのきせつ)

<テーマ選択ポイント>
 夫の行為を否定しながら他人に縛られるM妻。
 Mの性癖はいつ、どんなキッカケで開花するのか、それは本人でもわからない。

【パートナー探し】
 
マニア出会 SM愛玩倶楽部

    
<あらすじ>
 SM小説家黒崎の小説を否定しながらも、妻静子は編集者川田に縛られようとする。
 原作:団 鬼六

<映画>
不貞の季節 [DVD]
製作:2000年 キング
監督:廣木隆一 (ヒロキリュウイチ)
出演:大杉 漣 (オオスギ レン) 星 遙子(ホシ ヨウコ)
   村上 淳(ムラカ ミジュン)

<本>
不貞の季節 (文春文庫)
 著:団 鬼六 文春文庫

<参考:団鬼六の自伝的短編小説>
 日本文学界の異端児でありSM文学の巨匠でもある団鬼六の自伝的短編小説。
 1995年11月「小説新潮」に掲載。
 男女の性愛の不条理を描いた私小説風な内容が話題を呼び、日本文芸家協会の推薦を受けて1996年度の<現代の小説>に選ばれる。
 徳間書店より刊行され、さらに新潮社から刊行された傑作短編集美少年 (新潮文庫)に収録。

<大杉漣の初主演>
 黒崎を演じるのは、北野武監督作品の常連の大杉漣。
 意外なことに今回が初主演。
 妻静子はTVで活躍する星遙子が抜擢。
 川田役を『ナビィの恋』の村上淳が関西弁で熱演。

<本ブログ主宰 川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 気に入っているというより、あこがれかもしれない。
 冒頭広い庭と陽の当たる障子を開け放した広い和室で行うM女へ責めシーンが出てくる。
 こんな場所でペン、いやパソコンを叩くとどんな作品が生まれることだろう。

 
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参考:不貞の季節 団鬼六 文春文庫
   不貞の季節
   不貞の季節
  団鬼六□美少年
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