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SM映画・本【NO.109「肉の絆」】

(ニクノキズナ)

<テーマ選択ポイント>
「実際、主人は奴隷の奴隷であり、奴隷を興奮させる折檻に対するの受諾の奴隷なのである。
この倒錯的な現実を理解したとき、もはや奴隷なることを恥ずかしいとは感じなくなる」(本文より引用)

<あらすじ>
 生まれて初めて経験したSMの世界での儀式を、恥じらいなど露ほども見せずに語る自伝的な小説。
 この作品でデビューしたフランスの女子大生である著者は、この作品のヒットによりフランスのマスコミ界の寵児となった。 (「MARC」データベースより)

<本> 
71FC9vuzq2L__SL500_SY373_BO1,204,203,200_肉の絆
著:ヴァネッサ・デュリエ 訳:北上 梓 二見書房 (1993/10)
(本作品に映画はありません)

<参考:ヴァネッサ・デュリエ(Vanessa Duries)>
 フランスのロート・エ・ガロンヌ県生まれの21歳の女子大生。
 大学では文学を専攻している。
 1991年19歳のときにこの小説を4ヶ月で書き上げた。 
 彼女は、いまでも「彼女のご主人(15歳年上)」と同棲している。 
 第2作目は、母親が重病にかかってしまった子供の物語で、エロティックな小説。
 「・・・マルキ・ド・サドをよく読み、絶えず新しい何かを発見させてくれている」(テレビインタビューより)

<本ブログ主宰川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 「人生における最大の幸福のひとつは、わたしたちに取りついているタブーを振りはらうことにある」(本文より引用)  

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 タイトル:DVD・本の感想、オススメのSM系の映画・本

SM映画・本【NO.32「エマニエル夫人」】 

<テーマ選択ポイント> 
薄暗い部屋の中でキックボクシングによる男達の熱い闘いが行われる。
 その戦いの勝者へのご褒美は闘いを見ているエマニエル夫人の身体。
 導かれるまま彼女が本来持っているM性が次々に開花していく。
 
<あらすじ>
 20歳の若妻エマニエルは、夫の赴任先であるタイで様々な性体験に身を委ねる。
 性の哲学者とも言うべきマリオ老人と出会ったエマニエルは、さらなるアバンチュールを重ね、やがて成熟した大人の女性へと変貌していく…。
 
<映画>
エマニエル夫人
制作:1974年 フランス ヘラルド配給
監督:ジュスト・ジャカン(Just Jaeckin)
出演:シルヴィア・クリステル(Sylvia Kristel)
   アラン・キュニー(Alain Cuny)
   クリスティーヌ・ボワッソン(Christine Boisson)

<本>
エマニエル夫人 (二見文庫)
 著:エマニエル・アルサン(Emmanuelle Arsan) 二見書房(ISBN: 4576910892)
 ポルノ解禁後のフランスでついに出版された無削除版。
 エロチシズムの極致に開花するエマニエル夫人の告白はあまりにも官能的で大胆。
 世界中で話題沸騰の官能文学の傑作(「BOOK」データベースより)

<参考:ポルノ映画ながら女性客を集めて社会現象>
 ファッション写真家として著名なJ・ジャカンが監督し、ソフト・フォーカスを基調としたその美しい映像と、エマニエルに扮したS・クリステルの初々しい魅力で、多くの女性ファンも獲得した。
 1974年に日本公開され、ポルノ映画でありながら多くの女性客を集めて社会現象となったフランス映画。
 ピエール・バシュレの囁くような主題歌、籐の椅子に座った全裸のシルヴィア・クリステルのポスターは、あまりに有名。
 冒頭とラスト、エマニエルは鏡台に向かって化粧をする。
 冒頭のそれは、まだ幼い、少年のようなエマニエルの無邪気な表情を捉えているのに対し、ラストでのエマニエルはあたかも娼婦のような出で立ちで、濃い目のルージュを唇にひく。
 ひとりの女性の精神的旅立ちを描いたこのシーンから放出される、毅然とした迫力に、男はただただ圧倒される。

<参考:「続・エマニエル夫人」>
「続・エマニエル夫人」
 大ヒットした前作を引き継いで、シルヴィア・クリステル扮する人妻エマニエルが、再び奔放な愛の遍歴を重ねていく。
 監督は前作で、籐の椅子に座ったエマニエルのポスターを撮ったフランシス・ジャコペッティ。
 性の歓びを知ったエマニエルがパリ、香港、バリ島で美しい裸身を開き、成熟した大人の女の魅力で清純な美少女アンナマリア(カトリーヌ・リヴェ)に官能の悦びを教えていく。

<参考:「さよならエマニエル夫人」>
「さよならエマニエル夫人」
 シリーズ3作目。
 タイトルにあるように、シルヴィア・クリステルが演じるエマニエル夫人は、本作が最後。
 セイシャル諸島を舞台に、エマニエルの奔放なアバンチュールが描かれるのだが、これまで彼女のそうした行動を黙認し、許容してきた夫のジャンがエマニエルが見初めた映画監督グレゴリーに嫉妬の炎を燃やし、やがてふたりの別離を呼ぶことに…。

<本ブログ主宰川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
「エマニエル夫人」では、キックボクシング終了後、後背位で交わるシーン
「続・エマニエル夫人」では船上、ポロの試合場等男女を問わず他人と交わったことを全て夫に報告するシーン
「さよならエマニエル夫人」では海中で交わるシーン
等がお気に入り

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参考:エマニエル夫人 [洋画]
   追悼エマニエル夫人
   エマニエル夫人の精神崩壊の話?『エマニエル夫人』
   エマニエル夫人
   「エマニエル夫人」死去

NO.16「ヘンリー&ジューン」

<テーマ選択ポイント>
あなたがマゾヒズムから救われて、ほんとうによかった。このままいくと、あなたはあの二人の奴隷のようになってしまわないかと、たいそう心配でした」
(小説本文よりアナイスへ友人が言った言葉を引用)

<あらすじ>
 銀行員の夫と暮らす文学に性的刺激を求めている妻が、無名作家と恋に落ち、さらにその妻ともただならぬ関係に陥る。
(作家ヘンリー・ミラーの愛人だった小説家アナイス・ニンの回想録の映画化。アナイスの視点からミラーとその妻であるジューンの不可思議な三角関係が濃厚に描かれている。大作家ミラーの意外な内幕物ともとれる作品)

<映画>
ヘンリー&ジューン私を愛した男と女-  
製作:1991年 アメリカ
監督 :フィリップ・カウフマン(Philip Kaufman)
出演:フレッド・ウォード(Fred Ward)-ヘンリー・ミラー
   ユマ・サーマン(Uma Thurman)-ジューン・ミラー
  マリア・デ・メディロス(Maria de Medeiros)-アナイス・ニン

<本>
ヘンリー&ジューン (角川文庫)
 著:アナイス・ニン 訳:杉崎 和子 角川文庫

<参考:アナイス・ニン>
(Anais Nin)1903年-1977年
 アメリカの小説家、パリに生まれる。
 11歳の時両親の離別によりアメリカに移住し、日記を書き始める。
 アナイス・ニンの日記 1931~34―ヘンリー・ミラーとパリで (ちくま文庫)(3万ページ)は、74歳でこの世を去るまで続き、告白文学として彼女の代表作となる。
 「ヘンリー&ジューン」は、1931年から1932年までの日記を、当時の登場人物の性生活に触れすぎたため削除されていた分を復刻したもの。

<参考:ヘンリー・ミラー>
(Henry Miller)1891年-1980年
 米国ニューヨーク州生まれ。ニューヨーク市立大学中退。
 生涯で5度の結婚を経験し、ほとんど定職につかずに創作活動を行った。
 大胆な性描写や、人間疎外を生む現代文明への激しい批判にあふれた作風で知られる。
 代表作として『北回帰線』、『南回帰線』
など。

<本ブログ主宰 川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 やはりこの時代はパンストではなくガーターベルトにストッキングが似合う。 
 華々しいカフェとスラムの売春宿がマッチしているパリの街で自由に生きようとする人々の姿にあこがれてしまう。
 新しい刺激に翻弄されるのか、それとも自ら求めて巻き込まれるのか、揺れ動く心の中に時代を生きた女性達のセクシャリティを感じる。

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参考:『ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女』 監督:フィリップ・カウフマン 原作:アナイス・ニン (1990年)
   「色・褪せない」 アナイスメモ
   ヘンリー・ミラー新想 その6 最終回
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