<テーマ選択ポイント>
 偶然にたくさんの肉の塊がぶら下がる冷蔵室で他人の動物的なSEXを見た人妻は・・・。
ふだん見たことがない異様な”肉欲”ショックは、貴方の秘めたM性を引き出してくれるかもしれない。

<あらすじ>
 アリーナは世界的に有名な指揮者を夫に持ち、自らも美術館の館長を勤める知的な美女。
 夫婦仲は良いが、子供がなかなか出来ず、養子をもらう為に、カウンセリングやセミナーに通っていた。
 夫が演奏旅行で家を留守にしているある日、アリーナは貧血で倒れてしまう。
 ベジタリアンの彼女は、医師から食肉摂取を指示され、毎日のように近所の肉屋へと通うようになる。
 肉屋の主人・ブルーノは野生的な中年男。
 客の少ない時間帯に肉屋を訪れたアリーナは、偶然ブルーノとその妻が倉庫でセックスしているのを目撃してしまう。
 アリーナは次第に理性を失い、ブルーノに惹かれていく。

<映画>
肉屋
(THE BUTCHERIL、 MACELLAIO)
製作:1998年 イタリア
監督:アウレリオ・グリマルディ(Aurelio Grimaldi)
原作:アリーナ・レイエス(Alina Reyes)
出演:アルバ・パリエッティ(Alba Parietti)

<本>
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肉屋―愛の虜囚(とりこ)
著:アリーナ・レイエス 訳宮井健三 二見書房

<参考:アリーナ・レイエス(Alina Reyes)>
 フランス、ブリュージュ生まれ。
 1988年、アルバイト体験を元にして書きあげた『肉屋』で衝撃的なデビューを飾る。
 同書はエロティック小説に与えられる「ピエール・ルイス文学賞」を受賞、さらにフランスでもっとも権威のある文学賞「ゴンクール賞」にもノミネートされ、世界的なベストセラーとなる。
 フランスでは、アニー・エルノーやカトリーヌ・ミエと並び、女性の欲望を率直に綴ったエロティック文学を代表する作家として高い評価を受けている。

<本ブログ主宰川口青樹(カワグチ セイジュ)のお気に入り>
 一番は、たくさんの血だらけの豚肉がまるごと吊り下がっている部屋での野生的なSEXシーン。
 これと肉屋が客の目の前で肉をさばいていくシーンを重ねると・・・。
 またラスト近くのクリームを身体に塗り舐めながら交わるシーンも。

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参考:文章読本で作家がすすめる本